スポーツと哲学
夏ですね。もう暑いですよ。
ってか、梅雨ってこんな光陰矢のごとし的なスピードで過ぎ去るものでしたっけ?
まぁ、そんなことはどうでもいいですね。
さて今回は僕が大学で学んではいたものの、忙しさにかまけて手をつけていなかった哲学について書いてみることにしましょう。
そもそも僕は中世哲学を勉強しており、卒論はトマス・アクィナスさんっていう聖書の中に生じるトンデモ理論を割とみんなにわかりやすく落とし込むことをした方(これはかなりざっくりなのであしからず)を専門に書かせていただきました。
ここで皆さんが必ずぶつかる疑問がございます。
「哲学って何??」ですね。みんなこの質問以外しないんじゃないかと思いながら話したり書いたりすることが多いです。笑
とりあえず、本当に正確に詳しく哲学の意味を知りたいという方は辞書に載っていますのでそれをみてください。んで結局何か分からなかった人の為にする僕のざっくり解説は「ある物や事象に対して、いかにそれっぽく反論ができないように語ったり書き記したりする競技」だと思っております。
西洋哲学史を勉強するとなかなかロマンティックで、ヨーロッパにおける歴史の中で軍事的政治的背景を踏まえ、人々がどのような考え方を持ち生活をしてきたか。というのがわかるのです。
大変面白いと思うのは僕だけでしょうか?笑
その中で気づくことがあります。
それは「数々の哲学者がその考え方や理論を発見し発表しているのに、それに基づき生活している当事者は気づいていない」ということです。
つまり、、、
生活の中におけるパターンや法則を人々は知らず知らずに生み出し、それに従っているってこと。
↑ここ重要。
フェンシングにも同じことで、このパターンや法則に気づくか気づかないかで日本レベルか世界レベルかの違いになると僕は思っています。(これは次の回で詳しく書くことにしましょう)
ある集団が気づいていなくとも、その中の人たちのパターンや法則に気づきそこだけを切り取る技術を持っているのは何も哲学者だけではありません。
僕が思うに、モノマネ芸人はまさにその能力に長けているのではないでしょうか。
基本的に姿形は違えども、個人の発声や動きの特徴にパターンを見出しそこをデフォルメしていく。
お笑い界においてモノマネ芸人は風刺の効いた哲学者と言ったところでしょうか。
ここで1つ、最近知ってびっくりしたことを。
モノマネ芸人であるホリさんがえなりかずきさんのモノマネする時に使う「そんなこと言ったってしょうがないじゃないか」というフレーズは本人は一度も使ったことがないのです。
他にも市原悦子さんのモノマネで使う「あら、死んでる。」という家政婦は見たでお馴染みであろうセリフ。実は一度も使われていないのです。(なぜなら家政婦は見たというドラマは人が死なないため。)
いやぁ、これには驚きでした。
つまり、本来には言っていないフレーズもその人のパターンを理解した上でデフォルメをするとみんながよく見ているあの有名人を表現することができるのです。
この能力、フェンシングやビジネスにも使えますからね。興味ある方は次回のモチベーションのためにもコメントください。笑
んでこの回で何が言いたいかと言うと、コロッケさんのモノマネライブがすごく楽しかったよ!!
というご報告でございます。
そんなこんなでモノマネの才能が全くない三宅諒がお伝えしました。